見た目はお気に入り
だけど履き心地が悪い靴
 
歩きづらいとわかっていながら
すぐ脱げるとわかっていながら
また履いてしまう、靴
 
だけどやっぱり、捨ててしまう
 
 
 
靴擦れを我慢しながら履く新しい靴
慣れてきたら靴擦れしたことなんて忘れて
薄汚れて傷付いて新しい靴じゃなくなってきて
 
だけど自分のカタチになったその靴は
手入れしてまた履き続ける
 
 
 
 
靴の手入れも、自分の手入れも、人間関係の手入れも、
出来なくたって死ぬわけじゃない
だけど
出来る人間になる努力をしようと思います
 
汚れた靴を見るたび思います
 
そう思いながら何ヶ月も経ちました
 
私は今日もその靴を履きます
 
愛すべき我が靴達よ、すまん